ゾロアスター教って宗教が、昔あったんでしょ。どんな宗教だったの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『ゾロアスターとマイトレーヤーの降臨』(幸福の科学出版)で、その開祖であるゾロアスターの霊の言葉(霊言)を、次のように伝えておられます。
過去、私自身が生まれ、活躍した時代は、イエスの時代から千年も遡らないころで、仏陀の時代より百年ほど前です。
ゾロアスター教は、中東の宗教として理解されておりますが、正確に述べるとするならば、私は、現在でいうと、ロシアの南部に当たる地域に生まれております。ただ、宗教としては、当時、イランを中心に広がったので、イラン中心の宗教のように思われています。
教えの内容としては、まず、「光と闇、オーラ・マズダとアーリマンという、二つの大きな力が、この世を動かしている」という考えがあります。
オーラ・マズダは、「光をもたらす者」であり、あなたがたの言葉で言えば、「神」に当たる存在です。アーリマンは、「悪を行う者」という意味です。
いわゆる二元論といわれておりますが、そうした善悪二元の宗教を中心に説きました。つまり、「オーラ・マズダを信ずるべし。アーリマンに引きずり込まれて地獄に行くことなかれ」という教えが中心であり、地獄の詳細な描写もまた特徴的でありました。(中略)
教典としては、『ゼンド・アヴェスター』というものがありましたが、現在では伝わっておりません。
当時は、ほとんど、口承といいますか、口伝えに教えを伝えていましたので、後の世に編纂はされましたが、他の宗教から、いろいろと攻撃や迫害等を受けて、いつしか散逸したため、現代では、ほとんど残っていないと思われます。
ただ、ゾロアスター教のかすかな名残が、拝火教として、インドなどに残っております。火を祀る教えというか、儀式というか、そうしたものは仏教にも入り込んでいるはずです。例えば、仏教では護摩を焚いたりしますね。護摩木を焚いて、火を祀りますが、これは釈迦の教えとは関係がないはずです。
私は、釈迦より百年ほど前に生まれた者ですし、私の教えが広がった中東は、インドと近いので交易があります。したがって、当然、教えとしては、インドにも入っていっております。
つまり、火祀りを行う拝火教の教えは、インドにも伝わっていき、インド古来のマヌの教えや、「各種ヴェーダの儀式を執り行うバラモン教」のなかに、火を祀る儀式として取り込まれて融合しました。そのため、今でも、インドの一部では、そうした拝火教的なものは残っていると思います。
「火を拝む」ということは、「浄化する」ということであるし、「地上の肉体に執着するな」ということでもある。また、ある意味では、地獄の業火を象徴しているところもあります。
今、残っているゾロアスター教の痕跡としては、こうした拝火教的要素と、おそらく、もう一つは「鳥葬」でしょうか。
鳥葬というのは、(中略)鳥に死体を食べさせるかたちの葬式です。これはおそらく、チベット、ヒマラヤ地方の山岳地帯には、今も残っているはずです。(中略)
まあ、大まかに言うと、ゾロアスター教は、そのような宗教でありました。
(21~26ページ)
ゾロアスターが生まれ活躍した時代は、仏陀の時代より百年ほど前であり、現在のロシア南部にに生まれたが、教えは、当時、イランを中心に広がった。
その教えは、光と闇、オーラ・マズダ(光をもたらす者)とアーリマン(悪を行う者)という二つの大きな力がこの世を動かしているという、二元論の教えだった。
『ゼンド・アヴェスター』という教典があったが、現在に伝わっておらず、そのかすかな名残が、インドなどに拝火教として残っており、ヒマラヤの山岳地帯に今も残る鳥葬の習慣である──。
このゾロアスターの霊言については、まだまだ知りたくなる大事な話がたくさん語られていると思うのですが、その続きは、またの機会に!
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大川隆法著 |
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